Brand物販Plusは、詐欺と言える材料は見つかりません。

ただし、広告の「月利300万円以上」を当てにして加盟金を払ってはいけないフランチャイズです。

フランチャイズは、本部にお金を払い、本部のやり方と名前で商売をする仕組み。

同じ広告ページのグラフでは、300万円は12か月目の「粗利」の目標です。

粗利は仕入れの代金を引いただけの額で、手元に残るお金ではありません。

紹介サイト「フランチャイズ比較ネット」に載った本部の説明では、目安は半年後に20万〜30万円の利益。

Brand物販Plusは、海外ブランド品の通販サイトBUYMAでブランド品を売るフランチャイズです。

運営は、東京都千代田区麹町4丁目2-11の株式会社DREAM PONY(ドリームポニー)。

国が会社ごとに付ける法人番号は1021001081976、代表取締役は一ノ瀬続輝です。

LINEの名前は「【公式】BRAND物販PLUS」。

同じ会社の別のフランチャイズ「Dream Pony System」とは、別の商品です。

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この記事で確かめたこと(2026年10月20日)
  • 広告の上は「月利300万円以上」、同じページのグラフは「粗利300万円以上」で12か月目
  • 加盟金は、紹介サイト「フランチャイズの窓口」で100万円、「フランチャイズ比較ネット」で150万円
  • LINEの説明会のギフト券は15,000円、紹介サイト2つのギフト券は10,000円
  • 有在庫の実績のバーキンは、仕入れだけで2,398,000円

Brand物販Plusは詐欺か

Brand物販Plusは詐欺とまでは言えませんが、広告の数字どおりに稼げるとは言えない副業です。

株式会社DREAM PONYが国から処分を受けた記録は、2026年10月20日の検索では見つかりません。

探したのは、消費者庁と公正取引委員会の発表です。

株式会社DREAM PONYは登記があり、フランチャイズの紹介サイト2つにも載っている実在の会社です。

それでも、広告の数字を信じて申し込むべきでない理由は次の3つ。

  1. 広告の300万円は、手元に残る額ではない
  2. 加盟金の金額は、広告ページとLINEのどちらにも書かれていない
  3. 300万円には、売れる前に商品を自分で買っておく売り方(有在庫)が要る

Brand物販Plusの月利300万円と粗利300万円のグラフ

Brand物販Plusの300万円は、広告の上では「月利」、グラフでは「粗利」です。

広告ページの一番上には、大きく「月利300万円以上を目指せる」と書かれています。

Brand物販Plusの広告ページの一番上で、女性の写真の横に「月利300万円以上を目指せる」「未経験でも続々成功!」と書かれている

同じページの「収益イメージ」のグラフでは、300万円は12か月目の点に付いた吹き出しの中にあります。

吹き出しの言葉は「粗利300万円以上を目指せる」です。

Brand物販Plusの広告ページの収益グラフで、開始から12ヶ月目まで線が右上がりに伸び、12ヶ月目の点に「粗利300万円以上を目指せる」と吹き出しが付いている

粗利から、本部に毎月払うお金(ロイヤリティ)やBUYMAの手数料がさらに引かれます。

2026年10月20日にスマホで開くと、グラフは3ヶ月目の先で画面から切れていました。

スマホの画面には、「粗利」の吹き出しは入っていません。

アンノウン アンノウン
一番上の「月利」だけ見て、毎月300万円が残ると思ってしまいそうです。

Brand物販Plusの収益の目安は半年で20万〜30万円

Brand物販Plusの本部の説明にある目安は、半年後に20万〜30万円の利益です。

フランチャイズ比較ネットに、本部の説明としてこう書かれています(2026年10月20日)。

フランチャイズ比較ネットのBRAND 物販 PLUSのページで、「自動出品×無在庫」することで「半年後には20万〜30万くらいの利益を作れるような体制を作れます」と書かれている

広告ページのグラフは、売り方ごとに上限を分けて描いています。

自動出品は、ツールで商品をまとめて出品する売り方です。

無在庫は注文が入ってから仕入れる売り方、有在庫は先に商品を買っておく売り方。

広告ページのグラフ吹き出しの上限
自動出品のみMAX15〜30万円
無在庫のみ金額なし(最初の売上が立ちにくい)
有在庫のみMAX50〜150万円
3つを掛け合わせる粗利300万円以上を目指せる

表から言えるのは、自動出品だけなら月の上限は30万円で、それより上は有在庫の段階の話だということです。

Brand物販Plusの広告ページの収益イメージで、「自動出品のみ MAX15〜30万円」「無在庫のみ 初動確保が困難」の2つのグラフが並んでいる

同じ広告ページの「失敗パターン」の箱には、自動出品だけでは「想定MAX月利30万円」とあります。

この箱では、粗利ではなく「月利」と書かれています。

Brand物販Plusの広告ページの失敗パターンで、「自動出品だけ」の箱に「利益が頭打ち 想定MAX月利30万円」と書かれている

自動出品だけの上限の30万円は、広告の一番上の「月利300万円」の10分の1です。

Brand物販Plusの有在庫に要る仕入れのお金

Brand物販Plusで300万円に届く段階は、加盟金とは別に商品を先に買う「有在庫」が前提です。

広告ページでは、有在庫は始めてから6か月目以降に進む段階として描かれています。

Brand物販Plusの広告ページの収益イメージで、「有在庫のみ MAX50〜150万円」の吹き出しが付いたグラフが12ヶ月目に向けて上がっている

広告ページに載っている有在庫の実績には、エルメスのバーキン40があります。

仕入れ価格は2,398,000円、販売価格は3,480,000円、利益額は1,082,000円です。

Brand物販Plusの広告ページの販売実績で、エルメスのバーキン40が仕入れ価格2,398,000円、販売価格3,480,000円、利益額1,082,000円、利益率約31%と書かれている

この1つを仕入れるだけで、加盟金の100万円や150万円より大きいお金が要ります。

物販の情報サイト「EC副業リポート」は、本部の在庫を使えることや、買い付けの立て替えを紹介しています。

ただ、立て替えの条件や返し方は、広告ページとLINEのどちらにもありませんでした。

Brand物販Plusの加盟金とロイヤリティ

Brand物販Plusの加盟金は、同じ日に見た紹介サイト2つで100万円と150万円でした。

2026年10月20日に、2つのフランチャイズ紹介サイトで確かめた条件は次のとおりです。

項目フランチャイズの窓口フランチャイズ比較ネット
加盟金100万円150万円
開業資金100万円(中身は加盟金だけ)150万円(中身は加盟金だけ)
ロイヤリティ月5万円(6か月無料)記載なし
契約期間1年・更新料1万円1年
説明会のギフト券10,000円10,000円

表から言えるのは、どちらの加盟金が今の金額なのかは、紹介サイトを見ても分からないということです。

フランチャイズの窓口のBRAND物販PLUSのページで、開業資金の内訳が「加盟金100万円」と書かれている

フランチャイズ比較ネットでは、同じ日に加盟金150万円と書かれていました。

フランチャイズ比較ネットのBRAND 物販 PLUSのページで、開業資金150万円、内訳が「加盟金:150万円」と書かれている

フランチャイズの窓口には、ロイヤリティは月5万円で、6か月間は無料と書かれています。

フランチャイズの窓口のBRAND物販PLUSのページで、本部へのロイヤリティが「5万円/月(6ヶ月間は無料!)」、Sさんの売上高が9,155,700円、営業利益が1,016,443円と書かれている

Brand物販Plusの広告ページとLINEには、加盟金の金額は出てきません。

公正取引委員会は、本部が加盟の前に示すべきことに、ロイヤリティの額や中途解約の条件を挙げています。

予想の収益を示すなら、その根拠と計算の方法も示す必要があるとのこと。

中身は公正取引委員会のフランチャイズ・システムに関する考え方で読めます。

説明会で月の利益の目安が出たら、何をもとに計算したかを書面で受け取ってください。

Brand物販Plusの実績の売上と利益

Brand物販Plusが載せている実績は、売上に対して利益が1割ほどです。

フランチャイズの窓口には、加盟した4人の実績(2026年10月20日)。

Sさんは「月」の数字で、Aさん〜Cさんは6か月目の数字とだけ書かれていました。

実績売上利益(Sさんは営業利益)利益の割合(計算)
Sさん(9か月目)9,155,700円1,016,443円約11.1%
Aさん(6か月目)5,858,199円614,508円約10.5%
Bさん(6か月目)6,877,900円697,121円約10.1%
Cさん(6か月目)4,435,600円566,611円約12.8%

どの実績にも、「一例であり、新規開業時の予測を示すものではございません」と添えられています。

広告の一番上の「月利」のとおり300万円を残すなら、Sさんと同じ割合で月の売上が約2,700万円要ります。

300万円を11.1%で割った、記事での計算です。

Brand物販PlusのLINEに登録した後の流れ

Brand物販PlusのLINEに登録すると、フォーム、電話、オンラインの説明会の順に進むと案内されます。

2026年10月20日20時37分に、広告ページの「LINEで無料相談」から登録しました。

Brand物販PlusのLINEの友だち追加の画面で、名前が「【公式】BRAND物販PLUS」、住所が東京都千代田区麹町4-2-11 2階・7階と出ている

LINEの住所は、会社の公式サイトと同じ「2階・7階」の表記です。

届いたのは、あいさつの文章1通と画像2枚です。

あいさつには、申し込みの流れがこう書かれていました。

  1. 専用フォームから申し込む
  2. 担当者から電話で日程を案内される
  3. オンラインで無料の説明会・個別相談を受ける

Brand物販PlusのLINEのあいさつで、「売れてから仕入れる無在庫の仕組み」「自動出品で作業負担を軽減」と、フォーム・電話・オンライン説明会の3段階の流れが書かれている

LINEのプレゼントは、説明会に参加するとAmazonギフト券15,000円分です。

紹介サイト2つで出ている説明会のギフト券は、10,000円でした。

Brand物販PlusのLINEで、「今だけの特典!説明会参加でAmazonギフト券15,000円分プレゼント!」という画像と、無料相談・説明会の流れの画像が届いている

LINEから開くフォームは、名前・電話番号・メールアドレス・電話の希望日時が必須です。

始めるのに出せるお金の額(開業資金帯)は任意で、0〜9万円から300万円〜までの7段階です。

Brand物販PlusのLINEから開く申し込みフォームで、名前・電話番号・メールアドレスが必須、開業資金帯が任意の選択式になっている

フォームを送っても、説明会の日時はその場では決まらないと書かれています。

LINEの中に、加盟金や料金の案内はありませんでした。

名前と電話番号が必須なので、フォームは送らずにここで止めています。

LINEの登録では電話番号を渡さないので、フォームを送るまで電話は来ません。

LINEに登録しただけで、お金がかかることもありません。

Brand物販Plusの無在庫販売とBUYMAの規約

Brand物販Plusの無在庫販売は、BUYMAの規約が前提にしている売り方です。

無在庫販売は、注文が入ってから仕入れる売り方のこと。

BUYMAの利用規約の第15条は、注文が入ったら出品した人が商品を買い付けて送る、と決めています。

BUYMAの利用規約の第15条で、売買契約が成立したら出品会員は購入された商品を買い付け、購入会員に配送しなければならないと書かれている

注文の後に仕入れること自体は、BUYMAの決まりの中の売り方です。

ただし同じ規約の第10条は、出品した本人以外が買い付ける場合の条文。

その場合、BUYMAは買い付ける人の情報や契約の形を出すよう求めることができます。

不適当と判断されれば、BUYMAの利用を制限される決まりです。

Brand物販Plusの広告ページには、本部の「132名の買付チーム」による買付サポートが書かれています。

買付チームに任せると、第10条の「本人以外が買い付ける場合」にあたります。

第10条は、本人以外が買い付けること自体を禁止してはいません。

ただ、BUYMAに求められたときに出す契約の形は、広告ページには書かれていませんでした。

Brand物販Plusの口コミ・評判

Brand物販Plusと株式会社DREAM PONYの口コミには、よい声と疑う声の両方が出ていました。

2026年10月20日に検索した結果です。

よい声は、物販の情報サイト「EC副業リポート」の2026年2月19日の記事です。

本部の在庫を使える有在庫販売や、買い付けの立て替えを強みとして紹介しています。

フランチャイズ比較ネットには、「年間所得額600万円」の開業例も載っています。

2024年に開業した、埼玉県の30代男性の例です。

疑う声は、質問サイト「Yahoo!知恵袋」の2件です。

2025年9月30日の質問は、「株式会社ドリームポニーの物販FC加盟した方いますか?」というもの。

質問した人は、無在庫の売り方がサイトの規約に反していないかを気にしていました。

2025年9月5日には、株式会社DREAM PONYの元執行役員を名乗る人が投稿しています。

営業のときの表現や、出している実績に疑問がある、という内容です。

株式会社DREAM PONYは、ほかの会社のフランチャイズを紹介して手数料を受け取る総合代理店でもあります。

その質問で一番よい回答に選ばれたのは、カフェの資料を頼んだ人の話です。

頼んだのは別の会社なのに、ドリームポニーから電話が来たとのこと。

電話では、「BUY UP」という物販のフランチャイズとわらび餅屋のフランチャイズをすすめられたそうです。

Yahoo!知恵袋で、株式会社DREAMPONYの元執行役員を名乗る人の質問と、某FCサイトでカフェの資料請求をしたらドリームポニーから電話が来たというベストアンサー

株式会社DREAM PONYは、公式サイトでネット上の情報についての考えを出しています。

事実確認のない情報もあるので、会社に直接問い合わせてほしい、とのことです。

Brand物販Plusの運営会社DREAM PONYと一ノ瀬続輝

株式会社DREAM PONYは、2024年4月に法人番号が付いた会社です。

国税庁の法人番号公表サイトと会社の公式サイトで確かめた情報は次のとおり。

項目内容
会社名株式会社DREAM PONY(ドリームポニー)
代表取締役一ノ瀬 続輝
所在地東京都千代田区麹町4丁目2-11 2階
法人番号1021001081976(2024年4月16日指定)
設立2024年4月11日
電話番号03-6261-9882
事業フランチャイズの紹介(総合代理店)・フランチャイズ本部

本店は、神奈川県座間市から2024年8月19日に横浜市中区へ移りました。

2025年6月23日に、今の千代田区へ移っています。

国税庁の法人番号公表サイトで、株式会社DREAM PONYの法人番号1021001081976と、所在地が東京都千代田区麹町4丁目2-11であることが分かる

所在地と移転の日付は、国税庁の法人番号公表サイトで確かめました(2026年10月20日)。

株式会社DREAM PONYの資本金と従業員の数は、3か月で変わっています。

出どころ資本金従業員
PR TIMESの発表(2026年7月15日)1,000万円23名
公式サイトの会社概要(2026年10月20日)5,000万円45名

表から言えるのは、7月の発表から3か月で資本金が5倍、従業員が約2倍になっていることです。

PR TIMESの株式会社DREAM PONYの発表の会社概要で、資本金10,000,000円、従業員数23名と書かれている

10月20日の公式サイトの会社概要では、資本金は5,000万円でした。

株式会社DREAM PONYの公式サイトの会社概要で、資本金が50,000,000円と書かれている

7月の発表では、紹介するフランチャイズは約80ブランドでした。

自社のブランドは4つで、Brand物販PlusとDream Pony Systemもその中に入ります。

Brand物販Plusの検証ログ

Brand物販Plusは、副業ビビット編集部が実際にLINEに登録して確かめました。

  • 2026年10月20日 20時37分:広告ページの「LINEで無料相談」から「【公式】BRAND物販PLUS」に登録。あいさつ1通と画像2枚を撮影
  • 2026年10月20日:広告ページ2つ(問い合わせフォームの版とLINEの版)、フランチャイズの窓口とフランチャイズ比較ネットのページ、BUYMAの利用規約を確認
  • 2026年10月20日:国税庁の法人番号公表サイト、会社の公式サイト、PR TIMESの発表、Yahoo!知恵袋、消費者庁と公正取引委員会の発表を確認

申し込みフォームの送信、電話、説明会への参加はしていません。

Brand物販Plusは月利300万円を当てに加盟しないこと|まとめ

Brand物販Plusには、広告の月利300万円を当てにして加盟しないでください。

広告の300万円は、同じページのグラフでは12か月目の粗利の目標でした。

紹介サイトに載った本部の説明の目安は、半年後に20万〜30万円です。

加盟金は、紹介サイトによって100万円と150万円に分かれています。

説明会に出るなら、加盟金・ロイヤリティ・やめるときの条件を、書面で受け取ってから決めてください。

副業を始める前に知っておきたいことは、別の記事にまとめています。

副業を始めたい人が増えている理由と始める前に知りたい注意点